異獣
ジーナ・ファイロ



出現地:西アフリカ・セネガル南部、米国カリフォルニア・ロサンゼルス北部

●ジーナ・ファイロは2種類に別れる。1つは怪光、もう1つは獣だ。
西アフリカのセネガル南部に住むマティンガ族の間では夜空に現れる怪光“ジーナ・ファイロ”が伝承されている。
この怪光はとても明るく、家ほどの大きさになることもあるという。そしてこの発光体は編隊を組むようにして夜空を15〜20分ほど飛行する。
その間、発光体は点滅を繰り返すらしい。ちなみに6月と7月はほとんど出現しないとのこと。

もう1つの獣の方は同一の名前を持ち、やはり夜に現れる。
空中を自在に飛び回り、体を意のままに現したり消したりできるので建物の中にもいとも簡単に侵入してしまう。
ジーナ・ファイロに狙われたら逃れる術はない。遭遇した途端になんと体が硬直してしまうのだ。そして心臓の鼓動が高まり、息苦しくなってくるが、ジーナ・ファイロが去ると元に戻る。
しかしその後に頭痛や嘔吐・下痢が続き、最悪の場合は死に至るらしい。


遭遇例

●1995年10月9日の晩、ロイド・グメイナー氏は友人宅からの帰り道、自宅近くで赤い目をした生物に遭遇した。その生物は爬虫類のような姿で、背中に翼のようなものがあったという。
その時、鼻の曲がるような悪臭を嗅ぎ、途端に体が硬直して息苦しさのあまりその場に倒れた。
その生物はそのまま去っていき、なんとか自宅にたどり着いたグメイナー氏はそのまま体調を崩して寝込んでしまった。
その日から頭痛・嘔吐・下痢が激しく続き、ついには病院に入院するまでに至った。そして診断の結果、グメイナー氏の体はなんと放射線被爆症状を示していたのだ。
一命はとりとめたものの、一年もの間病院生活をよぎなくされ、退院後も後遺症に悩まされた。


アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス北部の高原地帯アンテロープバレーでも似たような生物の遭遇例がある。

●1992年9月、ある晩のこと、ダイアンさんは買い物を終えて帰宅している途中、走行する車の前に立つ奇妙な生物を目撃し停車した。
車の窓から身を乗り出すとその生物が接近してきた。その姿はまるで爬虫類のようだったという。
ダイアンさんは逃げようとしてアクセルを踏んだ。その瞬間、その生物がいきなりダイアンさんの腕を掴んだのだ。ダイアンさんはびっくりしてその手を払いのけ、その場から逃げ出した。
しばらくして掴まれた腕が痛みだし、腕を見てみるとそこには何本もの引っ掻き傷ができており、血が出ていた。
後にダイアンさんが描いた生物の姿はジーナ・ファイロにそっくりであった。

ロサンゼルス北部の高原地帯に現れた生物のスケッチ。ジーナ・ファイロに酷似している。

特徴は?
ジーナ・ファイロ。恐ろしい怪物ですがなぜか好きです。
確認されている生物で似ているのは蝙蝠ですね。翼がそれと酷似しています。アフリカには大型の蝙蝠がいるらしいので、蝙蝠との誤認が有力なのではないでしょうか。
しかしテレポートができる蝙蝠なんていません(笑)
悪臭や体調を崩す(ウィルスなど)といったことはまだありえるのですがこれだけはわかりません。

そしてマティンガ族に伝わる怪光との関連性も謎です。
怪光は実はUFOの光でジーナ・ファイロはエイリアンのペットではないかという説もあります。(またペットかよ・・・)

そういえばエイリアン・ビッグ・キャットも姿を消すことができますね。
彼らには何か共通したものがあるのかもしれません。

超能力を持った人間がいるならば、超能力を持った動物がいてもいいのではないでしょうか。

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