パーマ隊員の勝手に探検シリーズ
知られざるUMAを追って
広島猿猴伝説

2010年03月28日

場所:広島県南区 段原



今回やってきたのは広島県南区 段原。記念すべき“パーマ隊員の勝手に探検シリーズ”(笑)第一弾としてふさわしい、河童についての調査です。
中国地方では河童のことを猿猴(エンコウ)と呼ぶらしいです。若干の違いもあり、「エンコウは河童の一種」との記述も見受けられることから、まったくの同一種ではないと思われます。
そこで、WSRの秘密兵器でもあるすーぱーはいてくねっとわーくこんぴゅーたーを駆使し、一般的な河童と猿猴の違いを分析してみました。
一般的にいう河童と異なる点は、姿が毛むくじゃらで長い尻尾が生えている(だが尻尾の生えている像は現在のところ確認できていない)。猿に似ているらしい。
また、手が長くて伸縮自在、右手を伸ばせば左手が短くなり、左手を伸ばせば右手が縮むとの記述もありました。
なんというか・・・ほんと妖怪って感じですね(笑)
だがそんなことはどうでもいい文章だけじゃあわからん・・・実際に行ってみなければ!!
ということで、河童の像があるという場所へ足を運んでみました。
場所は広島市内を流れる猿猴川沿い。周辺にはベンチや謎のモニュメント、近未来的な遊具(?)まであり、デートスポットにもなりそうな雰囲気。広島市内にお住まいの皆さま是非お立ち寄りください(笑)。
午前0時頃現場に到着。散策しているとこんな看板を見つけた。



場違いもいいとこである。
周囲を見渡すと、何かある。



出た!ガラッ・・・エンコウ!
どこかで会った気がするがきっと気のせい。ちなみにこのエンコウ、猿猴川を見守るようなかたちで設置されている。
ご苦労様です。



エンコウと2ショット。もはや観光気分のパーマ隊員。だがこんなことをしている余裕はないのだ!
続いてやってきたのはとある公園。
実はここにエンコウが相撲をとっている像があるというのだ。
それがこちら

 

堂々と公園の真ん中で相撲を取るエンコウ。俺のなわばりに入るな!と言わんばかりの恐ろしい形相。
そそくさと退散したことは言うまでもない(笑)
今回の調査である重大なミスを犯していることにお気づきだろうか。
そう、きゅうりである。
エンコウとて河童。きゅうりが大好物のはずである。諸事情によりお供えすることができなかったのが唯一の心残りです・・・
エンコウ。それは広島の平和を見守る知られざるUMAだった。




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