番外編!
天の道を行く者達

2007,03,04,カブトショー15

エイリアン、幽霊、UMA・・・
WSRは"超常現象調査隊"であるがその根底には「夢を追い求める」という大切なテーマが横たわっている。
今回行った任務は心霊現象調査でも探検でもない。
そう、今回行った任務とはズバリ「仮面ライダーカブトショーを激撮せよ!!」である!

なぜかって?理由は簡単。隊長が泣く子も黙る特撮オタクだからだ!

2007年03月04日

member:NEO隊長、パーマ隊員


地元のデパートで仮面ライダーカブトのショーがあるという情報をキャッチした我々は早速現場へと飛んだ。
30分ほど早く着いたのだが会場はたくさんの人(子供)。とりあえず空いてるベンチに座る我々。
会場と言っても小さいものでまさに田舎といった感じだ。
そのまま時間は過ぎ、ステージに司会のお姉さんが現れた。結構可愛い。
カブトが出る前に何やらゲームをするらしい。ステージにゾウのとペンギンのキグルミが現れた。結構小汚い。
簡単なクイズ(イントロ当てなど)が始まった。
手を上げる子供達の中からゾウとペンギンのキグルミが一人を選びステージの上で答えさせるといった具合なのだが、たまたま我々がいる方へペンギンがやってきた。そこで俺はとんでもないものを見てしまった。

2007,03,04,カブトショー1

ペンギンの尻ポケットに注目していただきたい。くまのアップリケが付いているのだが目を凝らして見るまでもなくわかるだろう。

そう、片目が無いのだ。

なんと怖ろしい。パーマ隊員にすぐさま「おい!奴は片目が無いぞ!」と報告する。パーマ隊員も驚きを隠せないようであった。

2007,03,04,カブトショー1-2

下を見下ろすような目から何か怨念のようなものを感じる。

そんなこんなでショーは始まった。

まずは悪者が出てくる。

2007,03,04,カブトショー17

カブトの敵と言えば“ワーム”だが、本編のと比べるとこちらはかなり貧相であった。ボスにいたってはもはや世界観を無視している。

2007,03,04,カブトショー5

2007,03,04,カブトショー6 2007,03,04,カブトショー7

ピコピコハンマーを持った奴がボス。手下のワームとちょっとした漫才(芸人のパクり)をやったりして場を盛り上げる。その後はお決まりで子供を捕まえて処刑だなんだと騒ぐ。(捕らえられた男の子は必死で抵抗していた)

2007,03,04,カブトショー2

と、ここでカブト登場!かっこいい!

2007,03,04,カブトショー3

手下ワームと闘うカブト。アクションはまあまあといったとこか。

2007,03,04,カブトショー4

あっさりと手下ワームを倒した。

そしてボスと対決。

2007,03,04,カブトショー10

ピコピコハンマーは手放さないのね・・・・

2007,03,04,カブトショー11

最後はライダーキックで倒した。(残念ながらキックの瞬間を撮ることはできなかった)

カブト色々

2007,03,04,カブトショー9

2007,03,04,カブトショー8

2007,03,04,カブトショー12

2007,03,04,カブトショー13 2007,03,04,カブトショー16

これで午前の部は終了。そう午後の部もあるのだ。

それはひとまず置いといて、我々は重大なミスを一つ犯してしまった。
てっきりサイン会があると思っていた我々はサイン色紙を2枚購入したのだ。
が、サイン会は無かった。司会のお姉さんが「今日はサイン会はありません」と言った時、我々は顔を見合わせ落胆した。

だが撮影会はあったのだ!

だがここからが本当の戦いの始まりだった。

カブトと一緒に撮影してもらうために皆は列を作り並び始める。
そのほとんどが、いや、全部が親子だ。
我々は待機して様子を伺う。が、冷静ではない。
周りは人だかり。その注目を受けながらはたしてカブトの元へ行けるだろうか?
当然ながら撮影場所はステージだ。一組、また一組とカブトと記念写真を撮っていく。

「どうする?行くか?行くか?」

あまりの緊張、恥ずかしさから声が震える。

どうにか列の最後尾に並び、それでもまだ踏ん切りがつかない。
なにせこちらは男2人なのだ。子供がいるわけではない。
今までずっと親子だけだったのに最後に男2人が来たら完全に“オチ”ではないか!

そしてとうとう俺たちの前の親子まで撮影が終わってしまった!

俺たちが二の足を踏んでいると司会のお姉さんが言った。

「もう最後かなー?撮影するお友達はいませんかー?」



「はい!」



我々は意を決して挙手をした!

こうなったらやけくそだ!
ズカズカとステージに踏み入り、カブトのサイドを陣取る我々。
足が若干震えていることは言うまでもない。

俺はスタッフのお兄さんにカメラ(携帯)を渡す。

司会のお姉さんが若干にやついている。会場は一気にざわつく!気がした・・・


パシャ!


シャッター音という名のファンファーレが「戸田観音」ぶりに鳴り響いた。

我々は逃げるようにその場を離れ固い握手を交わす。

ミッションコンプリート。

これが我々が決死の覚悟で撮った(撮ってもらった)写真だ。



2007,03,04,カブトショー14



ホントはポーズでも取りたいところなのだが、あがってしまってそれどころではなかった。

かくして我々は任務を終えることができたのだ。

「ボウケンジャー」の回で恥ずかしさのあまりボウケンジャーと一緒に撮ることができなかったあの悔しさをここで晴らすことができた。感無量である。

午後の部ももちろん観たが内容はまったく一緒だった。

もう一度カブトと記念写真をとも思ったがさすがに俺もパーマ隊員も精神力を使い果たしていたのでやめることにした。

皆さんはくだらないと思うかもしれないが我々はいたって本気である。

−END−









2007,03,04,カブトショー18

まじまじと見つめるNEO隊長。 その視線の先はカブトか司会のお姉さんか・・・・・

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