薩摩のUMA イッシー


出現地:鹿児島県指宿市 池田湖


鹿児島県を代表するUMA。池田湖に棲むと言われている。
上の写真は池田湖にあるイッシーの像。あくまでも想像図。


−目撃例−

●1978年9月3日午後6時頃、法事のために集まっていた湖岸の住民らおよそ20人が湖面に現れた生物を目撃した。
証言によると、湖面に2つのコブを持った巨大な生物が湖岸300m沖を泳いでいたという。
コブの間隔は5m程度で、全長は20mを超えていたらしい。この時、黒く長い体にヒレ状のものも確認されている。

この目撃証言を機に池田湖はイッシーの生息地として一躍有名となった。
指宿市役所内には「イッシー対策特別委員会」なるものが組織され、湖岸にはイッシー無人観測所まで設置された。
またイッシーの写真に10万円の賞金が懸けられた。

●同年12月16日、鹿児島市のとある男性が湖面に浮かぶイッシーの撮影に成功。見事10万円を獲得した。

●1990年から1991年にかけて度々目撃されるようになり、1991年1月4日、指宿スカイラインをドライブしていた福岡市在住の一家が、ビデオカメラで湖中で蠢く黒い物体の撮影に成功するなど、この時期は湖面にカメラを向ければ観光客からテレビ番組まで入れ食い状態でイッシーの映像が撮られまくったらしい。


−池田湖−



●池田湖は直径約3.5km、周囲約15km、ほぼ円形のカルデラ湖で九州最大の湖である。
湖面の標高は66m、深さは233mで、最深部は海抜-167m。湖底には直径約800m、湖底からの高さ約150mの湖底火山がある。

●池田湖は古くは開聞の御池または神の御池と呼ばれており龍神伝説があるらしい。

広さはそこまで大きくはないが、深さは巨大な生物が棲むには十分であると言える。


−オオウナギ−



●池田湖には2m級のオオウナギが棲息しており、このオオウナギこそイッシーの正体ではないかと言われている。


特徴は?
  • 体長約10m〜20m
  • 黒く長い体
  • コブのようなものがある
  • ヒレ状のものがある

外国にはたくさんのUMAがいますが日本も負けてはいません。今回紹介したのは九州を代表するUMA・イッシーです。
我々WSRも(正確には隊長単独ですが)池田湖に出向き、イッシーを探しましたが残念ながら発見はできませんでした。

イッシーの正体はいったい何なのでしょうか?
まず頭を過ぎるのはやはりオオウナギでしょう。
何らかの影響で巨大化したオオウナギの誤認という可能性があります。

東シナ海に位置する列島の一つ、上甑島にある鍬崎池には7mもある巨大ウナギがいるというUMA伝説があります。
数人の島民がまるで電柱のような7mほどもあるウナギを目撃。その巨大ウナギが尾を振れば池は3日間も濁ったままだったそうです。
また、首をもたげて少年を威嚇したり、陸に上がってウサギを丸呑み(笑)したという話も伝わっているとのこと。

この話はあくまでも上甑島でのことですが、同じ鹿児島ということで共通点があります。
池田湖には龍神伝説があると述べましたが、龍=巨大ウナギとも考えられないでしょうか。ウナギは空は飛べませんが水棲の龍だったのかもしれませんし・・・

オオウナギ以外にはイッシーが目撃された頃と同時期に湖に放流された大型魚、ハクレンの群の魚影の誤認ではないかという説もあります。

巨大ウナギ、ハクレンの群の魚影の誤認、イッシーの正体はこの2つに絞れるかと思います。
しかしそうなると“コブのようなもの”の説明がつきません。まったく別の生物が存在してるとでもいうのでしょうか。

余談ですが、池田湖付近にはお土産屋などがあり、そこでイッシーグッズを購入することができます。




画像にあるのは見ての通りキーホルダーと耳掻き(笑)です。
何が何でも怪獣チックな姿にしたいんですね(笑)
この他にもぬいぐるみやTシャツなども売っています。
最近ではストラップもあるみたいですね。

これからも我々WSRはイッシーを追っていきたいと思います。
そこに何かがいると信じて・・・



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