調査記録9
 広島の河童伝説!
どんどん淵峡
〜探索編〜

2009年02月07日

member:NEO隊長、パーマ隊員

場所:東広島市豊栄町




年も明け2月。隊長は広島へとやってきた。
その目的というのも、河童伝説がある“どんどん淵峡”を調査しようというのである。
早朝、パーマ隊員と共に寒空の下我々は現場へと向かった。



時刻は10時半ば、看板を発見。ここが入り口だ。



「河童伝説どんどん淵峡」・・・まんまである。怪しいモニュメントまで・・・ しかしこのくらいはジャブだということを後々思い知ることになる。
しばらく進んでいるといかにもなモニュメントが目に映りこんできた。



どんどん淵峡到着である。興奮が冷めやらない我々。
ちなみにどんどん淵峡にはこんな逸話がある。

「かつてこの地に滝城があった頃、出雲地方を征圧する大事な拠点として激しい戦いに巻き込まれ、城主はなすすべもなく、 城に火を放ち、自害しました。
すると今まで城を取り囲んでいた敵の大軍が朝霧とともに消え、谷間の淵では城の櫓からころがり落ちた太鼓が滝にうたれ、 どんどんと力強い音があたり一帯にこだましました。」


どんどん淵昔話

これがどんどん淵峡という名の由来である。
肝心の河童は後になってから住み着いたらしい。ちなみに此処では「エンコウ」と呼ばれているとのこと。
そしてここには恵比寿様もおり、河童恵比寿として人々の信仰を集めている。
他にも悲恋物語があったなど、バラエティに富んだ場所である(笑)
しかし我々の目的はあくまで河童だ。



あぐらをかいて踏ん反りかった河童さん。頭が下がります。



それにしてもこの河童、出べそである。戦慄の出べそである。

そして先程から(正確に言えば最初から)気になって仕方がない物があった。




何だこれは!?
怪ぶ・・・・いや河童か・・・・・触手のようなものが・・・・・



えっ
五衛門風呂?
なにそれこわい・・・



あ、五衛門さん・・・・・


五衛門を追い出し我が物顔で釜に浸かる河童。これはいったいなんの図なのだろうか・・・・
五衛門が釜に浸かるということは釜茹での刑ということじゃないのか?それを追い出すとはまさか助けた?
河童のくせに・・・・畜生・・・・・・・
ってこんなとこで時間を食ってる場合じゃない!やってくれるな!
でも待って・・・河童の右手に何かが・・・・



あら可愛い。

まさか亀を助けたのか!?
畜生・・・・もうわからん・・・・・

しかし河童の洗礼はまだ終わらなかった。



さらに「親子河童」なる像を発見。
やたらでかい。



よく見ると背中に子河童が2匹。
親河童の頭の皿が尋常じゃない。






とにかく看板やモニュメントが多い。なんと埴輪や弥生時代っぽい人まで・・・
まだ中に入ってもいないというのにこの満足感。
この先に何が待ち受けているのだろうか。



河童恵比寿神社に入ることに。



たぬ・・・いや河童だ。可愛らしいポ○チンである。

さらに進むととんでもないものを発見。



縁結之河童。
もうちょっとやそっとのことじゃ動揺しないと思ってた我々もこれは抑えられない。笑いを抑えられない。




なぜソレを握ってるんだ!やけにリアルなソレを!
正面に立つと身の危険を感じる・・・
つっこんでしまったら負けな気がしてきた我々はさらに奥へと進んだ。



奥に鳥居が見えます。よく見ると・・・



河童神社。なんというか雰囲気ありますね。素敵。



御守り販売所を発見。



中には可愛らしい河童ちゃんが。愛くるしいったらありゃしない。



御守りを購入する隊長。



怪しい壷を発見。



壷の中には無数の宝くじが放り込まれていた。



おみくじを発見。
早速引いてみることに。すると隊長末吉、パーマ隊員は中吉という結果だった。



ここでようやく川に下りてみることに。



川幅はそんなに広くなく水深も浅い。一番深いところで1mほどであろうか。鬱蒼と茂る木々に囲まれ雰囲気は抜群である。
はたして河童はいるのだろうか?




川の周辺を探索することに。



五段岩と書いてある。



これはなんだろうか・・・・



河童と神棚のようなもの。ボロボロである。



猿こうの滝。河童と何か関係があるのだろうか。



河童の像はまだまだあった。これは母河童と子河童のようだ。なんというか、グラマラスである。河童の雌は胸を強調して描かれることが多い。



中にはこんなものまであった。異様である。



起死回生。



河童の像であろうもの。

一通りの探索を終え、一息つくことに。
しかし本番はこれからである。我々はこの場所で一晩を過ごすことにした。
夜行性かもわからぬ河童との遭遇を期待してのことである。いたって本気です。
ということで我々は早速準備へと取り掛かった。

調査編に続く。


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